PRパーソンが見るテレビ番組

テレビパブリシティを強みとしています、というと、「どの局に強いか」「どの番組が得意か」という質問をよくいただきます。
 ※その他にも「よくある質問」は本当に「よくあり」ます。

日ごろPRパーソンが見ている番組は…

基本的に、報道・情報番組はどのPR会社の人も観ていると思います。

私どもでは特に、タイムテーブルごとにコーナーが変わればその履歴も記録しています。
たまにオンラインで詳しく書かれていることもあり(おそらく中の人の投稿)、それも参考にはしますが、もちろんデータベースの資料とタイムシフトを視聴して全部裏取りをします。
おそらくテレビ番組を作っている人より高い熱量で、番組を観ていると思います。

あんまり巷の話題を取り上げない=クライアントの対象にならない番組、政治の討論が多い番組なども、しばらく見ないうちにヘルスケアを取り上げていたり、経済界の人物が出演して関連業界について解説していたりするので、チェックは欠かせません。

逆に、たまにしかチェックしないのは、ゴールデンのバラエティ番組の中でもネタ番組・ゲストがいないトーク番組。
個人的には観たとしても、仕事としては観ない(そして結果、物凄い時間テレビを観ていることになったりします)。
…などと気を抜いているとたまに新しい企画が始まって視聴者プレゼントで賞品露出ができたり、ロケ企画が始まったりするので、やっぱりたまにはチェックが必要です。

クイズ番組は、設問でネタになることがあるので毎回ではありませんが定期的にはチェックしています。

音楽番組ですら、たまにレコード会社がクライアント、などで音楽コンテンツを扱うこともあるし、最近の流行と傾向チェックのために視聴します。
…となると、結果的に殆どの番組を観ていて、オフィスには共用で観られるモニター3つ、各自でもTVerで必要な番組を見ながら仕事していたりします。
改編時などは特に局ごとにグループ分けして社内総出でチェックしますし、最近ラジオパブリシティもニーズが高いので、総務・人事担当などにも手伝ってもらっています。

企業の宣伝・広報パーソンには、まずは観られる時間帯のニュース番組、好きなタレントさんが出てくるゴールデン・週末のバラエティで「賞品とか商品とか企業の話が出てこないかな?」とチェックすることをお勧めしています。
弊社の新人研修などでもそうなのですが、「観る番組」より、「番組の中で取り上げられている内容の感度」を上げることの方が大事だと思います。
そのためには、いろんな番組を知る、というより、最初は定点観測をした方が勘が鍛えられるように感じています。

特に決まった視聴番組が無い人は、在京キー局でいえばTBSがおすすめ。他の報道・情報番組より、商品・流行・現象などの「情報量」が多いです。

テレビから遠ざかっている人も多いと思いますが、自分の興味の深堀りに適しているネットと異なり、知らない世界に連れて行ってくれるテレビは、M世代よりむしろZ世代に回帰傾向がみられる、とも聞きます。
手軽に大量の情報を摂取するには、まだまだ最適解のメディア。テレビ番組でニュース番組を1つ、継続視聴することをお勧めしています。

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