事業継承のPR

弊社で現在リテナー活動させていただいているクライアントでも2社、事業継承の課題を抱えている最中ですが、国内企業の99%は中小企業、その半数以上が60歳以上の経営者によって経営。よって、どこの企業でも、事業継承は身近な課題です。


本質的な必要事項は、「事業継承のPR」でも同じ。

M&Aだの資本提携だのという会社という「ハコ」の存続以前に、
事業という「骨格」をどう継承・継続していくかは、広報活動に大きな影響を及ぼします。

対クライアントや対社内や上場企業のIRの面では、「ハコ」の方が重要視されることが多い向きもありますが、
広く顧客からみれば、実はそれほど大きなことではないのです。

事業が継承・継続された結果、どうなったか。
それが一番、対外的に、広報として重要なこと。
これら継承・継続されていても資本がかわっても、その事業の性格が変わったのか変わらなかったのか、
変わったならどのように変わったのか、現経営陣はそれをどう思っているのか、を正しく伝えることが広報の役割です。

業界的にとか、
同族的にとか、
「余計な声」は聞こえてくるかもしれませんが、【企業広報】というミッションに於いては、「事業がどうなったのか、なっていくのか」をしっかり語ることができれば、その目的に応じた継承者が選任され、社内もその目的に沿って動いていくのだとアピールできるので、まずは事業の方向性を明文化することに注力されることを、ご説明しています。


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