下半期はネタの宝庫!10月からのメディアリレーションを制するトレンドカレンダー活用術

9月に入って、日本のメディアは既に下半期モード。10月からの改編・下半期の突入に向けて、季節企画、年末企画、ランキング・アワード発表と、テレビや情報番組が飛びつく「ネタ」が目白押しになる時期です。
テレビパブリシティを軸にメディアリレーションを行う私たちにとって、下半期は年間で最もチャンスの多いシーズン・逆に競合も増える時期といえます。
今回は、特に押さえておきたい「グルメ」「ガジェット」の2大トレンド領域を時系列で整理し、自社案件をどう絡めていくかを考えます。

グルメ編: 食欲の秋からイベントまで!9月末から年末まで、切れ目なく続く旬ネタ

まず今月中に押さえておきたいのが、月見商戦の追い込みと、各メディアが取り上げる「今年のトレンド鍋」予測です。

さらに、10月に入ると一気に話題が広がります。
ハロウィン便乗企画、
秋冬の冷凍食品新発売ラッシュ、
新米や女性が好む芋・栗・かぼちゃ系のスイーツなどの季節食材、
メニュー関連商品が次々と話題になります。11月に入ればクリスマス向けメニューの先行発表が始まり、それより一足早く「おせち予約」の話題も動き出します。クリスマスケーキもおせちも、年々予約開始時期が前倒しになっている点も見逃せません。
特に外食の価格高騰・人出不足による営業時間の短縮などもあり、テイクアウトメニューに各社力を入れていることも注目です。

11月下旬には、(例年通りであれば)D社などの「食トレンド大賞・来年の食トレンド予測」が発表されます。これは生活者のレシピ検索やSNS上のヒット傾向をもとにした発表で、メディアも引用しやすい「お墨付き」データとして重宝されます。

自社案件との相応のさせ方としては、まず自社商材がどのキーワード(健康志向、多国籍、時短、SNS映えなど)に近いかを早めに棚卸ししておくことが重要です。大賞発表の前後は、該当トレンドに乗ったコメントや商品情報を素早く提供できる体制を作っておくと、便乗リリースやメディアからの問い合わせ対応がスムーズになります。栄養士や開発担当者のコメントを添えるなど、単なる相乗りで終わらせない工夫も効果的です。

ガジェット編:ボーナス商戦から年明けアワードまで

ガジェット・家電領域も、11月から動きが本格化します。
11月上旬には、ボーナス商戦を見据えた日経トレンディの「ヒット商品ベスト30」および翌年の「ヒット予測」が発表され、メディアの年末年始特集のベースになります。
同時期には家電・ガジェット専門メディアや情報誌によるランキング企画、年末の「大賞」発表も相次ぎます。
価格.comをはじめとする消費者選定型のアワードも発表され、こちらは「実際に売れた・使われた」という裏付けデータとして年明け以降も引用され続けます。

自社案件を絡める際は、この時系列を逆算した仕込みが鍵になります。ヒット予測やアワードにノミネートされうる商材であれば、対象期間内の実績(販売数、SNS言及数、ユーザーの声など)を年内にどれだけ積み上げられるかが重要です。また、受賞や選出があった場合はそこで終わらせず、受賞コメントの発信や、他メディアへの二次展開まで見据えて準備しておくと、露出の広がりが変わってきます。

カレンダーを逆算して「仕込み」を設計する

グルメもガジェットも、メディアの発表スケジュールはある程度パターン化されています。
だからこそ、いつ・どのタイミングで自社案件をどのトレンドに接続させるかを逆算して設計できるかが、下半期のメディアリレーションの成否を分けます。年末まで駆け足になりがちな時期ですが、今のうちにトレンドカレンダーと自社の切り口を突き合わせ、抜け漏れのない仕込みを進めていくことが肝要です。

トンマナの指摘はNGですが、事実の訂正は取材してくださった方へのマナーとしても必要です。訂正記事・訂正テロップなどを出していただけない場合もありますが、WEB記事などはすぐに修正していただける場合も多いので、掲載後にすぐに確認していきましょう。

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